気象実験クラブ
フランクリンモーターの製作
Originated:2012-Sept. Last Updated:2012-Sept.
このサイトは、フランクリンモーターの製作を紹介するものです。
@全体組立図
1-1@全体組立図
1-2Aモーター部
1-3Bコンデンサー部
1-4C支柱部
1-5D電極部
1-6Eその他
@は、全体組立図です。
この図のようにABCDEを配置します。
2つの電極Dの一方はアースです。他方はコンデンサーBに接続します。
電極Dの先端とモーター表面Aの間隔は、2〜10mmに設定してください。
モーターAの画鋲の針を支柱Cのキャップの中央においてください。
集電子の近くで塩ビのパイプを布で摩擦し、静電気を発生します。
塩ビパイプを強く根気よく摩擦すると、モーターAが回りだします。
室内の湿度が高いとうまく回らないことがあります。
応用:2つの電極の間に金属製の鈴を糸でつりさげると、ふり子のように振動します。
部屋を暗くすると、電極と鈴の間に火花が飛ぶのが見えます。
注意:2つの電極の間に指を入れると、「ビリッ」と感じることがあるので注意してください。
Aモーター部の製作
2-1プラスチックコップの表面に短冊形の
アルミ箔を4〜6枚貼り付ける
(アルミ箔を貼らなくても回ることがある)
2-2コップの底面中央部に画鋲を
突き刺しておく
Bコンデンサー部の製作
3-1同じ大きさのプラスチックコップ3個用意する
3-22つのコップの外周にアルミ箔をピッタリ巻きつける
3-3中間のコップのアルミ箔にアルミ箔で作った長方形の集電子Aを接続する
3-4さらに、アルミ箔で作った(ミノ虫クリップの)短冊形の接続部Bを集電子Aに接続する
3-53つのコップを、内側、中間、外側の順に重ね合わせる(一番右の図)
3-6内側のコップには、おもり用の小石を1個入れておく
C支柱部の製作
4-1台座用に平らな小石1個
4-2柱として直径1cm程度、長さ10cm程度
の木の棒1本
4-3金属製のキャップ1個
キャップ表面(上面)を指先で押して、
凹面にする
D電極部の製作
5-110cm程度の銅線2本
5-2両端部を図のように折り曲げる
5-3洗濯バサミ2個に銅線を立てる
5-4ミノ虫クリップ(ケーブル40〜
50cmつき)2〜3本
5-5重し用の小石2個
Eその他の部品の用意
6-1塩ビパイプ30〜40cm1本
6-2こするための布あるいはキッチンペーパー1枚
6-3塩ビシート1枚(A4版程度のサイズ)
この塩ビシート上にABCDを載せる
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