Dvorak Method ドボラック法 AZURE VRMN
ドボラック法による台風解析の試行  
 
Return to Top page 台風解析、解析手順・前提  CI数  Originated: 2005-08/30, Last Updated: 2005-09/08


★解析対象とした台風: T0514(NABI)
初期(台風発生1日前(8月28日))の画像、   2005年8月28日22JST、MTSAT-IR  MET=PT, PT=1.0, T=PT+0.5, CI=1.5 → [29kt、1002hPa] 台風発生時点(8月29日)の画像、   2005年8月29日22JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.0=2.0, PT=2.0, T=PT+0.5=2.5, CI=2.5 → [43kt、993hPa] (この1日の発達は「標準」と判断し、MET+1.0 とした。) 台風発生0.5日後(8月30日)の画像、   2005年8月30日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+0.75=2.75, PT=2.75, T=PT+0.2=2.95, CI=2.95 → [49kt、986hPa] (この0.5日の発達は「速い」と判断し、MET+0.75とした。) 前日9時から1日経過後(8月31日)画像、2005年8月31日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.5, PT=4.25, T=PT+0.5=4.75, CI=4.75 → [75kt、 959hPa] (この1日の発達は「速い」と判断し、MET+1.5とした。 眼が解析される(即ち、DT=4.0以上と考えられる)ので、MET=4.0 以上である必要もある。) 前日9時から1日経過後(9月01日)画像、2005年9月01日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.0=5.25, PT=5.25, T=PT+0.5=5.75, CI=T=5.75 → [89kt、 942hPa] (この1日の発達は「標準」と判断し、MET+1.0とした。 MET数を基準にして、PTパターンと照合し、雲のタイブは「バンドパターン A」と判断した。 このとき、PT数は、5.0〜5.5が対応すると考えられるが、いかに決定すべきか、経験がない。 そこで、不明瞭な状態とみなし、PT=MET とした。) 前日9時から1日経過後(9月02日)画像、2005年9月02日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.0=6.25, PT=6.25, T=PT+0.5=6.75, CI=T=6.75 → [104kt、 920hPa] (この1日の発達は「標準」と判断し、MET+1.0とした。 MET数を基準にして、PTパターンと照合し、雲のタイブは「バンドパターン A」と判断した。 このとき、PT数は、雲パターンのテーブル外になり、本来は、DT数の解析を行うべきであるが、 筆者には不可能である。そこで、不明瞭な状態とみなし、PT=MET とした。) 前日9時から1日経過後(9月03日)画像、2005年9月03日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-0.5=5.75, PT=5.75, T=PT=5.75, CI=T+0.5=6.25 → [97kt、 933hPa] (この1日の発達は標準より弱い「衰弱」と判断し、MET-0.5とした。 MET数を基準にして、PTパターンと照合し、雲のタイブは「バンドパターン A」と判断した。 このとき、PT数は、雲パターンのテーブル外になり、本来は、DT数の解析を行うべきであるが、 筆者には不可能である。そこで、不明瞭な状態とみなし、PT=MET とした。 CIは、CI数決定の法則より、連続した衰弱と判断し、CI=T+0.5 とした。) 前日9時から1日経過後(9月04日)画像、2005年9月04日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-0.5=5.25, PT=5.25, T=PT=5.25, CI=T+0.5=5.75 → [89kt、 942hPa] (この1日の発達は標準より弱い「衰弱」と判断し、MET-0.5とした。) 前日9時から1日経過後(9月05日)画像、2005年9月05日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+0.5=5.75, PT=5.75, T=PT+0.5=6.25, CI=T=6.25 → [97kt、 933hPa] (この1日の発達は「少しある)」と判断し、MET+0.5とした。) 前日9時から1日経過後(9月06日)画像、2005年9月06日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-1.5=4.25, PT=4.25, T=PT=4.25, CI=T+0.5=4.75 → [75kt、 960hPa] (この1日の発達は「急速衰弱)」と判断し、MET-1.5とした。) 前日9時から1日経過後(9月07日)画像、2005年9月07日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-1.0=3.25, PT=3.25, T=PT=3.25, CI=T+0.5=3.75 → [61kt、 977hPa] (この1日の発達は「標準的衰弱)」と判断し、MET-1.0とした。) 前日9時から1日経過後(9月08日)画像、2005年9月08日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-1.0=2.25, PT=2.25, T=PT=2.25, CI=T+0.5=2.75 → [47kt、 990hPa] (この1日の発達は「標準的衰弱)」と判断し、MET-1.0とした。) 本日をもって、解析終了します。 気象衛星画像及び天気図は気象庁のHPから引用させて頂きました。
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