Dvorak Method ドボラック法 AZURE VRMN
ドボラック法による台風解析の試行  
 
Return to Top page 台風解析、解析手順・前提  CI数  
Originated: 2005-09/21, Last Updated: 2005-09/27


★解析対象とした台風: T0517(SAOLA)
初期(台風発生の12時間前(9月20日))の画像、   2005年9月20日16JST、MTSAT-IR  MET=PT=1.25 PT=1.25 T=1.5??, CI=1.5?? → [26kt、1003hPa] 台風発生時点(9月21日)の画像、   2005年9月21日04JST、MTSAT-IR  MET=1.75, PT=1.75, T=PT+0.25=2.0, CI=2.0 → [36kt、998hPa] (「中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートルで」のJMA発表値のうち、 風速にあわせるべくCI=2.0とした。これに伴い、METを逆算し、MET=1.75 とした。 MET=1.75 を更に遡って、半日前の状態を推定した。) 台風発生日(9月21日)の09JSTの画像、   2005年9月21日09JST、MTSAT-IR  MET+0.2=1.95 PT=1.95, T=PT+0.5x5/24=2.05, CI=2.05 → [37kt、997hPa] (この5時間の発達は「標準」と判断する。MET数1.0は按分し、1x5/24=0.2とする 台風発生から1日経過(9月22日)の09JSTの画像、   2005年9月22日09JST、MTSAT-IR  MET+1.05=3.0 PT=3.0, T=PT+0.5=3.5, CI=3.5 → [57kt、981hPa] (この1日の発達は「標準」と判断する。MET数はMET+1.0とする 台風発生から2日経過(9月23日)の09JSTの画像、   2005年9月23日09JST、MTSAT-IR  MET+1.5=4.5 PT=4.5, T=PT+0.5=5.0, CI=5.0 → [78kt、956hPa] (この1日の発達は「急速」と判断する。MET数はMET+1.5とする 台風発生から3日経過(9月24日)の06JSTの画像、   2005年9月24日06JST、MTSAT-IR  MET+0.5=5.0 PT=5.0, T=PT+0.5=5.5, CI=5.5 → [85kt、947hPa] (この1日の発達は「標準やや弱」と判断する。MET数はMET+0.5とする。 なお、06JSTデータを用いたが、この後3Hrsは現状維持と仮定した。 台風発生から4日経過(9月25日)の09JSTの画像、   2005年9月25日09JST、MTSAT-IR  MET-1.0=4.0 PT=4.0, T=PT=4.0, CI=4.0+0.5=4.5 → [71kt、965hPa] (この1日の発達は「標準的な衰弱」と判断する。MET数はMET-1.0とする。 CIの方は、見かけよりも勢力が残っていると言う経験則から、0.5 加算した。 台風発生から5日経過(9月26日)の09JSTの画像、   2005年9月26日09JST、MTSAT-IR  MET-1.5=2.5 PT=2.5, T=PT=2.5, CI=2.5+1.0=3.5 → [57kt、981hPa] (この1日の発達は「急速な衰弱」と判断する。MET数はMET-1.5とする。 CIの方は、CI数の決定法則により、1.0 加算した。 台風発生から6日経過(9月27日)の09JSTの画像、   2005年9月27日09JST、MTSAT-IR  MET-1.0=1.5 PT=1.5, T=PT=1.5, CI=1.5+1.0=2.5 → [43kt、993hPa] (この1日の発達は「標準的な衰弱」と判断する。MET数はMET-1.0とする。 CIの方は、CI数の決定法則により、1.0 加算した。 気象衛星画像、天気図は気象庁のHPから引用させて頂きました。 本日台風は温帯低気圧に変わったので、解析終了します。
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