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1999年12月2日(木)
< 能勢路 >
家から車を20分も走らせれば、のどかな田園風景が広がる。
四季折々の姿は魅力的だ。緑に覆われていた山々が、黄色、赤色、茶色と色んなグラデュエーションを見せながら
移り変わって行く。真っ青な空を背景に、こずえに点々と残る柿の実。
冬近い事を見せる枯れススキ。
うっすらと白い田んぼの霜。いつもゴルフ場への行き帰りに見る風景だが、晴れた日にはカメラを下げてゆっくり回る。
やはり車のエンジンを停めてこそ分る静けさ!道路脇のわらぶき屋根の旧家の前に、小さな出店があり、側の畑の産物を並べておられる。
立ち寄って、きれいな葉ボタン1対、掘りたてのダイコン、ハクサイ、青菜、鶏卵などを
買う。
車のトランクに積んでいると、奥さんが「お渡しするの、忘れてました、すみませーん!」
「卵を買って下さった方に差し上げてます。」と走って来て、可愛い卵が3つ入った袋を
下さった。飼ってる鶏が、始めて生んだ卵「初卵」だそうだ。
普通の卵の大きさの半分くらい。
うれしかった、
何だかここのお家の鶏さん達がとても大事に育てられてるような気がして・・・