99年8月5日(木)
 

< サギ草 >

鉢植えのサギ草が、ちいさなつぼみをつけている。
春先に、御近所から頂いたものだ。
その方 野口さん82歳、母と同い年で、老人会のお仲間である。

春先に偶然駅でお見かけした時、私の車でお送りしたらそのお礼にと、一鉢下さった。
平たい鉢に水苔が詰まっていて、2cm程の芽が20程並んでいる。
そんな鉢が10程並んだ中から、「一鉢どうぞ…」と手渡された。

「毎日水やりを忘れないでね。」の言葉にドキッ!
玄関先の一番目に付く所に置いて毎日毎日、忘れないように注意した。

随分背丈が伸びたとはいえ、まだ15〜6cm。それなのに良く見ると、先に可愛くぷっくり
とつぼみを持っている。

アー、良かった! これで何とか野口さんに御報告ができる。
可愛いサギ草の咲く日が楽しみだ…

野口さんは、ずっとお勤めされていたので、定年後は「自分の時間」をとても大切に、
有意義に過ごしておられる。

今熱中されているのは、カメラ。写したい被写体を求めて絶えず出歩いておられる。
小柄で華奢なお体だが、とても身軽にサッサと歩かれる。動いておられる分、
いろんな出合いもあって、話題が豊富、話が尽きない。
やはり「趣味、生きがい」を持っている人はいきいきしているとつくづく感じる。

我が母は残念ながら大変な肥満体。体重の負担から、足が弱く少しの距離も歩くのをいやがる。
仕方がないので、私がどこへでも運転手をすることになるのだが、これが母の健康にとって
いいことなのか、悪いことなのか…

* 「みずごけ」を漢字変換したら、「Ms. 後家」になっていた。ソンナーー
  一瞬自分が何を書こうとしていたのか忘れてしまった!

                        
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