JTU運営規則<改定案と補足説明>
<補則図解> =95JTUルールブック参照=
<補則>
第25条(バイク・コースの設定)
大会区分により規制状況に条件が加えられる。
<補則>
交通規制例(追加検討)
世界選手権(トライアスロン・ディスタンス51.5km)
エリート部門:完全規制
一般部門:完全規制+一部規制
世界選手権(ロングディスタンス)完全規制+一部規制
日本選手権(トライアスロン・ディスタンス51.5km)
エリート部門:完全規制
一般部門:完全規制+一部規制
日本選手権(ロングディスタンス)完全規制+一部規制
大会区分による周回数の設定基準は次のとおりとする。コースの競技有効面積に対する競技者数、交通規制状況とローカルルールにより決定する。
大会区分 世界選手権(51.5km)
エリート部門世界選手権(51.5km)
一般部門ワールドカップ 周回数 4−8周回 1−数周回 4−10周回
大会区分 日本選手権(51.5km)
エリート部門日本選手権(51.5km)
一般部門選抜大会他 周回数 1−数周回 1−数周回 1−数周回
補足説明
理想を求めながらも、コースのキャパシティを超えた大会を求めすぎれば、実現はむずかしい。
適正人数の算出例(参考)
これを考えると、長良川主催者は、控えめに参加人数を抑えているといえる。主催者の「適正感覚」が優れているといえる。
しかし、10年以上のトライアスロン経験をもとに、そろそろ具体的な数字で理論化する時代といえる。
大半が国道であり、これより若干狭い部分もあるが広い部分もある。また、全面交通規制で、総コース面積が自由に使えると考えられる。
天草エリートコースは、Uターンが二か所、往復のため窮屈ではあるが、4−5集団でのバイク走行を考えると、選手どうしの対面交差に不安があることを除けば、まずまずといえる。
選手1名の保有面積が、単純に二分すれば約90u、次つぎにフィニッシュすることを考えれば、平均、100−130u位と考えられだろう。
天 草(一般/ドラフティング禁止)200u/1名
天 草(一般/規制なしとした場合)50u/1名
天 草(エリート/ドラフティング許可)300u/1名
長良川(一般/ドラフティング禁止)100u/1名
長良川(エリート/ドラフティング禁止)700u/1名
石垣島、蒲郡(エリート/ドラフティング許可)500u/1名
これらの数値の精度を高めるには高低差、路面状況なども考慮しなければならない。さらには、交通規制が十分でなくても、一般交通量がどの程度かにもよる。
事例
第26条(バイクコースの安全管理)
<備考>
バイク競技の重点ルール「キープレフト」を安全に順守できるよう主催者はコース路面管理を徹底し路上駐車をなくすよう事前告知を十分に行い競技中はコース巡回体制を確立する。
ただし、JTU競技規則から、「競技者には、競技用具の整備義務」があり事前の検査の代わりに、抜き打ち検査を行う場合がある。
<備考>
事前に指定バイクショップでの車検制度を適用する場合でも大会前日・当日の車検・メカニックサービスは有効である。さらに、初心者の多い大会では、バイク整備指導やクリニックを行うことも推奨される。
補足説明
事例
コースのメンテナンスは、スタート前だけでなく、競技中も必要であることが分かる。
第26条+追加(バイク競技ドラフティング公認の基本条件) 全文追加
補足説明
コーナー部分などは、選手が、事前に高速でのコーナーワークの練習を行うため、交通規制がないときに、事故の危険性が増すことを理解しなくてはいけない。
第26条+補足(セイフティコーン設置例)
▲セーフティコーン ===コーンバー ■ハードフェンス ●緩衝材 ◎大表示 -->競技者 ==>一般車両
(両面完全規制)
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競技者 --> 競技者 -->
▲ ▲ ▲ ▲ ▲ センターライン
<-- 競技者 <-- 競技者
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(片側規制)
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一般車両 ==> 一般車両 ==>
▲ ▲ ▲ ▲ ▲ センターライン
<-- 競技者 <-- 競技者
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(片側使用許可:センターラインあり)
50〜100mおきに設置
センターラインのはみ出し禁止。状況によりコーン設置なし。
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一般車両 ==> 一般車両 ==>
− − − ▲ − − − ▲ − − センターライン
<-- 競技者 <-- 競技者
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1〜2m間隔。30−50m手前から設置。コーンバーも使用。
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--> --> --> --> --> --> -->
▲−▲−▲−▲−▲−▲−▲−▲−▲−▲−▲−◎ ↓
<-- <-- <-- <-- <-- <-- <--
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コーン間隔約1−2m。コーンバーは外側部分に使用。
コーナーへの進入口は、10−20m手前から狭めて設置。(事前試走により調整)
カーブ付近は十分なRをつける。
カーブ付近外側に観客が入る場合は、ハードフェンスの設置も必要。
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