1999年10月19日
 

< 働き過ぎ >



上京するので、東京の娘マキと連絡を取ろうと思うのに、夜遅くても家にいたことがない。
仕事が忙しいのは分かっているので、ケ−タイにかけるのも気兼ねだ。

留守電に入れておいたら、さっきやっと電話がかかって来た。
「今日は風邪気味なので、久しぶりに早く退社した」と言うが、もう11時半。

ふつう、電車のある時間に帰れた事はない。すなわち毎日午前様。それなのに明くる日は
朝の8時からミ−ティングがあると言うのだから、ちょっとヒドイ!

「でもこの仕事は、あと3週間だから・・・」とマキは言うが、それが終る頃には又、次のプロジェクトが決まってる事だろう。

やさしいおムコさんと声を交わすのも1週間振りとか。良く体がもつ事だ。

外資系銀行の証券部門にいていつも忙しいのだが、このプロジェクトは8月頃からプレゼンテ−ションが始まり、9月に決まって、プロジェクトに突入。11月中旬に終了予定という。

その間殆ど休日もなし。7月に結婚された上司も、週末に休みをとったのは一度だけと言う。
みんながそうだと異常が、異常に見えなくなるようだ。

朝8時のミ−ティングに始まって、 次々別のミ−ティングが続き、昼食も夕食も時間を取れず、一段落してホットした時は午前零時。オフィス街に店はなく、一日食事を取れない事も良くあると言う。

そんなことでいいのだろうか?
健康が心配だ。
 

私は用があって、金曜日から3〜4日滞在するのだが、マキの方は、金〜日曜日は殆ど徹夜で仕事、日曜日のお昼に大蔵省へ書類を提出すれば、「午後は家に帰れるかも知れない。」という状態。

結局の所、久しぶりにゆっくりお食事でも… 等と思っていた私の計画はダメのようで、徹夜明けの、ぶっ倒れ寸前のマキちゃんと御対面だけは出来るかも、、、ということに相成り候。

同じく東京に居る長女も「土曜の夜まで留守」なんて言われて寂しい事!

でもマキのやさしいおムコさんタケちゃんが、その間お相手してくれるって…
お酒に強い九州男児タケちゃんと、お酒飲ーもうっと。
 
 


 

                        
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