1999年11月9日(火)
< Digital Solution '99 >
デジタル関係の展示会に行ってきた。
こういう招待状が来ると、時間の都合がつく時には出かけている。グラフィックス、ネットワ−ク、プリント…
どの分野も行く度に芽を見張る様な進歩があって、すばらしい。
でもうんざりもする。(=自分がすぐ使える訳ではないからうらやましくて)最新版の機器を使って、最先端の仕事をこなしている人達にとっては、すぐにも導入して
役に立つのだろうが、私程度のユーザーにとっては、「いいな、いいな、便利だな…」と
見て楽しむ程度で、即手に入るものではない。例えば、Clever Press Ultra なんていう印刷機は、印刷物の中綴じ、中折りも自動的に行い、
小冊子を自動的に仕上げてしまう。部数の少ない出版など、これで充分な気がする。
「ちょっと、句集を…」「ちょっとエッセイを…」と気軽に製本が出来そうだ。
一台あれば、友達に頼まれた小冊子も簡単なもの!とはいえ、お値段は、5,980,000円。これではボランティア印刷所ではやっていけない。
参考までにデモを見せて頂くだけ…Canon デジカメコーナーでは、新発売の211万画素のパワーショットS10を展示。
「もう銀塩写真と変わりません。我が社ももうデジカメ1本にしていく方針です。」 と…そうね〜。高画質で、きれいなプリントさえ出来るようになれば、便利さではデジカメが断然
優位ですものね。。
別会場では、セミナーも各種あるのだが、自分の時間の都合が合うのは、一つしかなかった。
『バックアップの必要性と危機管理』というもの。関心がない訳ではないので、これに参加する。
要するに、dants社のRetrospectというバックアップソフトの宣伝&デモなのだが、1時間半
みっちり取り組む事ができる。
Larry Upton さんが、映像、テキスト併用で、デモをしてくださった。ドラッグ&ドロップでコピ−するより時間的には3〜4倍のスピードアップ。追加された
ファイルや修正ファイルだけを保存していくから効率的。
ということであるが、私の場合、そうデ−タが多い訳でもないから、「フ−ン、便利ねェ」
という程度。しかし、プロのデザイナ−は違う。膨大なCGのバックアップに時間の節約は大きな問題なのだ。
Dailyのバックアップ、Every Friday のフルバックアップ等についての設定なども確かめておられた。
もっとゆっくり見たいコーナーもあったが、今日はあまり時間がなかったので残念だった。