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１９９９年１１月２０日（土）
＜ おいしいとこ・４ ＞
２２歳のときに食べ歩記を始めてから、随分沢山の店を訪れた。
その中で一番印象深いのは、やはり「ル・ランデブー」だろう。
この春閉鎖されたホテルプラザの２３階にあった。以前毎年２月には「フランス料理週間」というものが催され、特別なメニュ−も用意された。
例えば１９８７年２月のメニューはこうだ。
コック長はステファン・ランボーさんだが、この時はフランスからその先生ルイ・ウーティエ
さんが来られていた。
”Escribean des Ripailles”『美食の看板』
Amuse Bouche Petite triture du tleuve
Potages Bisques de Perdreaux et d Ecrevisses an Quant de Chanme
Relsves Brochet et Saumon de Doire au Beurre Blanc
Andouillette a la Mousseline de Belle de Founteng
Entrees Meurette D Anquilles a al Canotiere en
Dol-an -Dent Raviolis aux Herbes du Chateau
Troudu Milieu Eramolate Donurillonve
Rotis Selle de Cerf Rotie a l'oseille Eoque aux Reinettes Clorhard
et Souffle aux Marrons
Rot Froid Dieure a la Rogale en Chand-Froid
Salade Chenoncean
Fromage Cremet d'Anjou a la Ciboute aux Mouitettes
Entremets Riz a l'Fmperatrice aux Briottines Blanc Manger
Renaissance aux Pistaches Douceur Angevine
Blance et Deuf Neige aux Avelines
Issue Cafe a Baton Peti Four
アミュ−ズブッシェ 川小魚フライ
ポタージュ 小鷦鴣戸エクルビクスのス−プ キャ−ルドショ−ム風味
ロルベ ブローシェとサーモン、ブールブランソース
サーモンのアルエット、ポテトピュ−レ添え
アントレ ウナギのワイン煮込み、パイケース入り香草入りラビオリ
トルゥデュミリュー ヴヴレーワインのシャーベット
ロティ 鹿背肉のロースト オゼイユ風味
青野菜入りブ−タンリンゴ添え栗のスフレ
ローフロア 冷製大野兔のフォアグラ詰め赤ワイン煮込み
シュノンソー城風サラダ
フロマージュ 香草入りアンジュ産クリームチーブ
アントルメ ライスとチェッリーのヴァヴァロア皇太子妃風
冷乳菓ピスタチオ入りルネサンス風
冷製コアントローのスフレ
卯の淡雪とアイスクリーム大はしばみ風味
イシュー コ−ヒ−と小菓子
といった工合。
あの頃は若かったなー
これだけのメニュ−、それぞれのワインと共に平気でペロリと平らげていたんだもの。ウ−ティエさんもランボ−さんと一緒に「お気に召しましたか？」「いかがですか？」
とにこやかにテ−ブルを回って来られる。その雰囲気で叉お料理がおいしく感じられる。
楽しい充実したディナーだった。
特にお料理がすばらしかった、というようなこともないのだけれど（良くないという意味ではない、
おいしいだけなら他にも有るという事）、とにかく楽しい食事として、その雰囲気が印象深いので
あーる。
そのホテルプラザが、思い出と共に消えてしまうのは悲しいことだ。。