うちのナーちゃんは、もうお腹タポタポ、68歳くらいかな??

1999年9月7日
 

<ファン来訪>

先日、拙著『妖精の旅』(求龍堂発行)を本屋さんで買って来た。とおっしゃる男性から電話を頂いた。
私がひとつひとつ手作りした妖精達がとても気に入ったので、「自分の為に作って頂けないか?」と言うお問い合わせだ。

お話によると、その方は日本写真協会会員・現代写真家クラブ代表という肩書きをお持ちで、年に何度も写真展を催されているとか…

その宝田さんは、目下お人形の撮影に夢中で、必死でそのモデルとなる御人形を探しておられるそうだ。
沢山の写真を御持参の上見せて下さったが、御自分の写真の作品の前に可愛い人形をおいて、とてもファンタスチックに撮っておられる。ただいくら探しても、思うようなポーズをした人形になかなか出会えない。そこで頭に描くポ−ズをした人形が欲しい、ということだ。

せっかくのお申し出だが、今の所私はスケジュ−ルがいっぱいで、とても人形製作の時間はないこと。
私の本を御覧になって、どうしても撮影にお使いになりたい人形があるならば、お貸ししても良いこと。
等をお話ししたところ、「是非実物の御人形を拝見したい」といって我が家へお越しになった。

写真同好のお友達お二人もいっしょだ。
皆さん60幾つか、いやお一人は77才とおっしゃった。皆さんそれぞれ写真のテ−マをお持ちで、いっぱいお話を聞かせて下さった。趣味の世界の事だからとても情熱的だ。
77才の桜井さんも、カメラかついでどこへでも行かれる。「こないだも、奥入瀬を撮影するため、ズ〜〜〜と歩いた。」とこともなげにおっしゃる。72歳で歩行困難になった我が父の事を思うと、羨ましい程お元気だ。

見知らぬ街の本屋さんの店先の、1冊の本から、こんなステキな方達との出逢いがあって
とてもうれしい!!

帰り際、新たに本をお買い上げ下さったので、心を込めてサインをさせて頂いた。
そして、私のお人形2体は、しばらく宝田さんと行動を共にすることになった。。。
 

ところで今日の新聞によれば、今月末までに百歳以上になるお年寄りの数は、12,346人。
5年間で倍増! 全体の8割以上は女性。今年の長寿日本一は112歳の本郷かまとさんということだ。
スゴイナ〜〜! まだまだ先輩はいっぱい! 
 

                        
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