亀岡のススキ
 

 
1999年9月19日(日)
 

<スポーツドクター>

母に白髪染めをしてあげた。
ハケで塗りながら、ラジオのスイッチを入れた。
ワォ、加山雄三さんの声が飛び込んで来た。

私は加山さんが大好き!10代の時からファンだ。「若大将シリ−ズ」の映画はゼーーンブ観たし、マイカーには何時も加山さんのテ−プも入れてるし…
だってあの健康的な明るさ、いいもんね〜〜〜
だから嬉しくてラジオに耳を傾けた。

今日のテ−マは『スポ−ツ医学』だって!これ又現在の私にぴったり!!
ヒライシタカヒサ・ドクターがゲスト。
この方は、Jリ−グのチ−ムドクタ−、丸山茂樹(ゴルファー)のコンディショニング、そして叉チュ−ブやグルーやスナップのコンサ−トドクタ−もされているそうだ。スゴイですねーー
ステージが激しい歌手には、スポ−ツ選手と同じコンディショニングが必要とか。

興味深い内容だった。

・ まずスポ−ツドクターとは、元の専門は様々だが、その中からスポ−ツに興味を持った人が「スポ−ツ外  来」なるものを始めた。それが14〜5年前の事。
  しかし30年前にはすでに、アメリカのオリンピックコーチが、「競技の最後の一秒、最後の一センチ   は、選手が  何を食べて来たかによる。」と宣言していて、記録を伸ばすためには、食べ物から配慮す  べきであると述べている

・ スポ−ツ選手は、激しい運動で大変体を痛めている。だから、専門のトレ−ナ−による管理が絶対に必要  である。
  体質的に疲労しやすい筋肉があるので、自分なりに工夫して運動すべきである。

・ 筋肉には赤いのと白いのがあり、普通はそれが半々である。
  赤いのは瞬発力、白いのは持久力。カ−ルルイスは94〜95%が赤い筋肉。マラソン選手は94〜5%  が白い筋肉。だから筋肉を調べるとスポ−ツに対する向き、不向きを知ることができる。

・ 相撲の貴の花の立ち会いの最初の一歩は、ヨ−イドンで踏み出すカ−ル・ルイスの最初の一歩より速い。
 

ナドナド30分間お話があったのだが、要するに「運動はするだけではいけない。必ず体の管理というものが必要である。」という耳の痛いお話であった。

昔から「運動不足になるとからだの調子が狂うのよ」といって、やたら楽しくスポーツして来たツケが今回って来て、先日来の『腰痛』になったようだ。

30分間の放送が終る時、ちょうど母の白髪染めも完了した。
 


 

                        
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