JTU競技規則<改定案と補足説明と事例集>
<技術ポイント(詳細数字は、おおそよの数字。別途実質数字を検証する)>
<補足図解> =95JTUルールブック 37ページ参照=
<追加>
<補足図解1> =95JTUルールブック 39ページ参照=
<補足図解2> =95JTUルールブック 40ページ参照=
第26条(安全の確保)
時速40キロで走行中、バイクは1秒間に11. 1メートル走行する。エアロバーハンドルから、ブレーキに手が掛かるまで平均して0. 3秒を要し、ブレーキ制動が伝わるまで0.2秒を要すると、緊急停止を意図してから合計0. 5秒=5. 5メートルを過ぎている。さらに、制動距離は、晴天時で5mを要する。
バイクを40キロで走行中、危険を察知してから、止まるまでに10メートルを過ぎている。雨天時には、この1.5倍から2倍の距離を突っ走っている。
補足説明
状況例
判断例
第26条(安全の確保)
(従来規則:以下削除)コース役員あるいは表示看板などによる指示がない場合、つねに交通規則に従い安全確認を怠らない。
補足説明
状況例
判断例
第26条(安全の確保)
<追記>なお、キープレフトとは、一般的には路肩あるいは左端から1mあるいはコースの左寄り約1/3以内である。
<技術ポイント>キープレフトとは、一般的に路肩(左端)から1メートル以内を走行する。日本の道路は、2. 5メートルから3. 5メートル である。これにより、「追い越し車線」として、1. 5〜2. 5メートル幅を確保できる。
<技術ポイント>追い越しの際に、センターラインをはみ出さない。特に完全規制が敷かれていない場合、対向車との追突を避ける上で必須の義務事項である。
<技術ポイント>上り坂での追い越しは、蛇行しやすい、「追い越います」と一声掛けることが、思わぬ蛇行での追突防止に役立つ。
<補則1> 左側通行の基本は、コースが閉鎖されていても、交通規則により左側を通行することである。右側追い越しは、左側通行が守られてこそ成立する。
<補則2> ドラフトゾーンを保っていても、並走は、左側通行の基本そして交通規則に違反している。後続から追い抜く競技者の進路妨害ともなり禁止される。
(補足説明)左端かのキープレフトで1m。ドラフトゾーンで右側に1. 5m。この競技者に合法的にドラフトゾーンが重ならないように併走するには、さらに1. 5mセンター寄りに位置しなければならない。この状態は、左端から4mに位置し走行することであり、一般的にはありえない状況である。
<補則3> (98年度改定案)
<補則4> (98年度追加修正)追い越しについては「後方確認をし、右側から追い越す」ことを基本とする(規定する)。なお、奨励事項として、「前方競技者には、一声かけて注意を促す」。さらに、「後方競技者には、右手を挙げ、追い抜いたら左手を挙げて左ラインに入る合図を行う」ことを奨励する。
補足説明
状況例
判断例
第26条(安全の確保)
なお、Bは、Aの保有するドラフトゾーンから完全に離れる前に、Aを追い越そうとアタックを掛けるとはできない。
<追加案>:Bは、Aに注意を促す。注意を無視した場合は、レース後に審判長に状況報告を行う。なお、Bは、安全で速やかにAを左側から追い越せると判断した場合は、左側からの追越しを容認するが、危険と判断された場合はペナルティーの対象となる。
第26条(安全の確保)
補足説明
状況例
判断例
第26条(安全の確保)
第26条(安全の確保)
第26条(安全の確保)
<技術ポイント>エイドステーションのスタッフは、危険が伴うため走って補給物 を渡さない。(JTU運営規則参照)
補足説明
状況例
判断例