2003年12月25日

< 福田進一ギターリサイタル/デビュー20周年記念>


         宝塚ベガホール 19時開演
           コンサートマネージメント: トミーミュージックオフィス

本日は福田進一さんのお誕生日。
 そしてデビュー20周年リサイタル来 場記念ということで、プログラムと共 にCDが配られた。

 12歳でギターを始めた頃から、、そ  してその後のギタリストや音楽家と の交友や思い出などがギター演奏と ともに収められている。

 

本日のプログラムは、

第一部: J.S.Bach 組曲第4番、第5番  福田進一編
      1840年頃に製作されたラコートギターで演奏

第二部: 藤井敬吾 薔薇の迷宮(11月半ばに完成・世界初演)
      J.S.Bach 組曲第6番 福田進一編
      つい3週間前に完成した桜井正毅さんの新作ギターで演奏

と、趣向を凝らされている。
その演奏は、誠に素晴らしくて、感動のために体が硬直してしまいそうだった。
例によって、一番前の席で福田さんの息遣いを感じながら、額の汗を見ながら、最高のギター演奏に聴き入った。

久坊は、ギターの演奏会は先日のに続いて2度目だというのに、もう感動しまくって、明日の東京公演に追っかけして聴いてくると言ってた。

演奏もさることながら、福田さんの人柄も大好きだ。きどらない自然体、中身の濃い人生経験に裏付けられた楽しい会話。それに柔和な笑顔、人とのコミュニケーションのうまさ・・・
演奏会には必ずいらしてるご両親も、素晴らしい方だ。
きっときっと、世界のギタリストとして、まだまだ大きく飛躍していかれる事と信じている。
トミーミュージックオフィス主宰のトミ
ーこと、富山氏。
数日前に朝日新聞に掲載された事
もあり、反響は上々、用意されていた
プログラムもCDも全て出尽くし、会
場は立ち見もたくさん・・・で演奏会
大成功にご満悦。
 12歳で福田さんがギターを始めた  時の先生・斎藤達也氏。その頃お いらはコンクールめざして、ギターに 夢中の22歳。若い斎藤さんにも、   中学生の福田さんにも会ってい  る。

 サインを求めるファンの行列絶えず
なんと久坊、いつの間にエリカさんと
親しくなったの? 美しい和服姿の福田さんの奥様も一緒に、すっかり打ち解けて・・・
さすがもと官房庁、隅に置けないですねーー
 松永プロのお弟子さんで、ギター製  作者・松本氏。
 おいらの隣席で熱心に聴いている  と思ったら、「ぼくはその内必ずデ ビューします!」とはっきり宣言する かわいい辻本くん。

会場を出たら、久坊が夕食まだで
お腹すいたという。が、しかしここ
清荒神駅前には店一つ見当たらない。駅員さんに尋ねて、やっと1軒
あった「清」で暖かいものを食しな
がらしばしくつろいだ。

それにしても今日の演奏会は素晴ら
しかった。帰宅後CDをなんども聴いた。そして長らく触れることも出来な
い我がギターをチラリと見ながら、
弾きたくてしょうがなくなっている。。


今年は、 2月14日、 2月16日、 9月19日、 11月13日、 12月25日

ギター独奏だけではなくて、ピアノ、チェロ、ハーモニカなどとのデュエットなど、
その都度目新しく素晴らしい演奏会ばかりだった!!